税理士のみなさまにとって、なくてはならない存在として

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A-SaaS公式ブログ

「いい税理士」は稼いでいるのか〜「いい税理士」座談会 in 神戸〜

カテゴリー: いい税理士, 社長日記

いい税理士座談会

こんにちは。
A-SaaS(エーサース)社長の田中です。

年の瀬も押し迫った昨年の暮れ、神戸で3人の「いい税理士」さんにお集まりいただき、「『いい税理士』は稼げているのか」というテーマで座談会を開催させていただきました。休憩なしで3時間近くにわたった座談会は大いに盛り上がりました。

結論としては、やはり「『いい税理士』は稼いでいる」と言えそうです。一方で、「いい税理士」のみなさんもそれぞれ課題を抱えていらっしゃるということもわかりました。今回は「『いい税理士』は稼ぐ」ということに加えて、「いい税理士」のメンタリティ、そして「いい税理士」が抱える課題や悩みについてもみなさんに知っていただけたらと思います。それでは当日の様子をお届けいたします。

参加者

税理士法人キーストーン神戸 藤本隆 先生
みそら税理士法人 髙橋保男 先生
甲南会計事務所 伊原裕伸 先生
A-SaaS(エーサース)代表取締役 田中啓介

いい税理士座談会 参加者

(左から藤本隆先生、髙橋保男先生、伊原裕伸先生)

自己紹介。いい税理士としての原体験。

田中:みなさん、お忙しいところお集まりいただきありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします。

全員:よろしくお願いします。

田中:まずはみなさんに自己紹介をお願いしたいのですが、事前にお配りした、A-SaaS(エーサース)が考える「いい税理士の条件」に照らして、みなさんの「いい税理士」としてのルーツがわかるような自己紹介をお願いできればと思っています。僕は以前キーストーンさんのパンフレットの最後にある藤本先生のメッセージに感銘を受けたのですが、よろしければまずは藤本先生からお願いできますか?

伊原:えっ!なんですかそれ!?ぜひ聞きたいです!

藤本:そうですね、、、自分が守るべきだったのに守ることができなかった経営者の方がいらっしゃる、という話なのですが。

私が独立したばかりの駆け出しのころの話なんですが、当時の私は、税理士の仕事とは、節税の提案をしたり、法律にのっとって税金を計算することだけだと、疑うことなく信じていました。ですが、それは間違っていたんだということに、私の最初のお客様に気づかされました。

そのお客様は、私が独立する前から通っていたフレンチレストランの経営者でした。料理がとてもおいしかったのですが、バブル崩壊後の不景気でお客さんが入らなくなり、徐々に収益は悪化し、資金繰りも苦しくなっていきました。

しかし、節税や税金計算こそが自分の仕事だと信じきっていた私は、そんなお客様の財務状況を特に気にもしていませんでした。
「もっと内装をきれいにした方がいいのでは?」「音楽のボリュームをもっと下げた方がいいのでは?」訪問の度にそんな言葉をかけていましたが、私としては雑談程度、ただの1顧客としての感覚的なアドバイスにすぎませんでした。

いい税理士 藤本先生

しかしある日、お店に行ってみると内装がガラッと変わっていたのです。しかもその経営者はそのために借入までしていました。私が気軽にした根拠に乏しいアドバイスのせいで、資金繰りはさらに悪化しました。訪問する度にその経営者の方の顔は曇っていき、ネガティブな会話にしかならず、正直、私もそのお店に行くのが嫌になっていきました。

やはり経営は行き詰ってしまい、あるとき訪問した際に、沈痛な面持ちで「お店をたたんで故郷に帰ります」ということを告げられました。そのときでさえも、私の感覚としては「お客さん、減っちゃったな」という程度でした。税務上の廃業手続きも滞りなく終え、自分としては「ちゃんと最後まで仕事をした」という思いでした。

しばらく経って、その経営者の方から葉書をいただきました。
「地元に戻って慣れないミシンの営業をなんとかやってます」という一言の下に綴られていたのは、紙面いっぱいに溢れんばかりの私に対する感謝の言葉でした。私がなんとなくかけた言葉や行動は、苦境の中でも何とかしたいと必死でもがく経営者へのエールとして受けとめられていたのです。
その時にようやく気づかされました。「何をやってたんやろな、、、自分は」と。夢のために熱意を持って頑張っていた人の人生を、自分がダメにしてしまった。そんな後悔と自責の念が沸々と湧いてきました。

もちろん、節税や税金計算は税理士にとって大事な仕事ではあります。けれど、企業を存続させる、成長させる、というのが自分が最優先すべき仕事なんだと考えるようになったのです。

田中:その出来事を機に、藤本先生の行動はどう変わったのですか?

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今回の座談会では、関西を中心にご活躍されている3名の「いい税理士」の方々にお集まりいただきました。

なぜお客様である顧問先に寄り添う「経営顧問」を目指されたのか。どのようにして「いい税理士」になっていったのか。また、どのような想いで顧問先さんや事務所のスタッフさんと向き合っているのか。さらには、どのようにして稼ぎ、どのようにして事務所を成長させていらっしゃるのか。そして、どんなことを課題だと考えていらっしゃるのか。様々なお話を伺うことができました。

3時間以上にわたる「いい税理士」座談会の内容を、余すことなく纏めています。ぜひお読みください。

わたしたちA-SaaS(エーサース)は、本気で「いい税理士」を志すみなさんを、全力で支えたいと考えています。そして、「いい税理士」が伴走してくれる中小企業が1社でも多く増える世の中になることを願っています。

 

田中

A-SaaSでは税理士業務に役立つ情報・ツールを提供しています。