よくあるご質問
「クラウドコンピューティングとは何ですか?」
クラウドコンピューティングとは、ユーザーが遠隔地のデータセンターにあるソフトウェアをインターネット経由で利用して処理するコンピュータ技術のことです。
近い将来、クラウドコンピューティングは情報処理システムの過半を占めるとの見方もある有望な技術と言われています。日本は先行する米国から、技術・利用の両面とも2.5年から3年近く遅れを取っていると言われ、日本のIT企業各社はその取り組みを強化しています。
ただ、従前のようにユーザーが個々に所有する形から、必要な時に共有であるハードウェアやソフトウェアを使用する形に変わるため、IT企業にとっては従来の収益基盤に大きく影響を与える諸刃の剣となっています。IT業界では現行の収益基盤から、新しいクラウドコンピューティングの収益基盤に如何にシフト出来るかが、ここ数年の大きな課題となっています。
「SaaSとは何ですか?」
SaaS(Software as a Serviceの略)とは、クラウドコンピューティングの仕組みを使って、インターネット経由でソフトウェアを提供するサービスのことです。
従来のソフトウェア販売は、ユーザーがソフトウェア製品のライセンスを購入して、ユーザーがそのソフトウェアを自らのPCにインストールして使用する形態でした。一方、SaaSでは、IT企業が使用するデータセンターのコンピュータの中にあるソフトウェアを、多くのユーザーがインターネット経由で共有してサービスとして使用する形態となっています。
SaaS のメリットとしては、ユーザーはソフトウェアを購入するのではなく、使用した期間だけのサービス料で支払うことで済むことに加え、ソフトウェアの管理・保守が全てデータセンター側の管理となるため、ユーザー側での管理・保守が不要となることがあげられます。
「データベースにある顧問先データが消えたり、破損することはないのでしょうか?」
サーバー上のデータベースは、クラスタ技術によりレプリケーション(同期を取った3重構造)を行います。メインのデータベースに対して、サブのデータベースも2重に保持し、仮にメインのデータベースに障害が起こっても、サブのデータベースのうちの1つがメインのデータベースに置き換わり、その後、障害の起こったメインのデータベースを修復します。更に、メインのデータベースに置き換わったサブのデータベースに障害があった場合には、もう1つのサブのデータベースがメインのデータベースに置き換わります。従って、2度の障害に対しても自動的にバックアップされますが、2度の障害が起こる可能性は統計的に0.001%の確率と言われており殆ど発生はあり得ません。また3度目の障害が起こる前には、最初のメインのデータベースが自動的に復元される仕組みとなっています。
「震災が起きた場合、データセンターにある顧問先データの保全はどうなりますか?」
通常データベースは、メインのIDC(インターネット・データ・センター)にありますが、それとは別にサブとして遠隔地のバックアップセンター(最低2ケ所、例えばメインが埼玉で、他の2ケは、北海道と熊本のような遠隔地)にも保存されています。数時間のタイムギャップはありますが、万が一の災害でも、数時間前のデータデースに切り替えることにより、実務作業には、24時間、365日、問題なく使用することが出来ます。現在、事務所内で稼動しているPC、サーバー上のデータベースよりも、いろんな点で信頼性が高く安心な環境になっています。
「回線障害でネットワークが繋がらなくなることはありませんか?」
現在、日本国内でサービスされている通信環境は世界的にもかなり品質の高いものです。地域によっては、高速回線のサービスが行き届いていないところもありますが、回線の障害はほとんど起こらないと考えてください。但し、事務所内でのモデム、ルーターの障害によって回線が使えなくなるケースはあり得ます。そのために、ネットワークレスキュー機能を提供します。また回線に障害が起こった場合、自動監視システムにより、自動的に障害を検知し対応するサービスを提供します。
「インターネットを通じて、顧問先のデータベースに侵入されることはありませんでしょうか?」
インターネットの世界では、ウイルス、スパム、フィッシング等、悪質な犯罪が後を絶ちませんし、ハッカーが常時脆弱なサーバーをアタックし、破壊活動を行っていますが、今回のシステムでは、最新の堅牢なネットワークとデータセンターの環境を有する大手の専門企業と提携を致します。そして万全なファイヤーウォール機能、VPN(ヴァーチャル・プライベート・ネットワーク)機能で、専用線と同じ安全性を確保し、安全な利用環境を提供します。また端末サイドでも生体認証(指紋認証)による、ユーザーセキュリティー管理等の仕組みを提供します。
「決算期には一時に大量なデータ入力、更新、帳票出力などが集中しますが、スムースに処理できますか?」
今回のシステムではサーバーコンピューティングの先端技術を利用することで、業界独特の集中処理に対応します。1つ目は、《バーチャル技術》を活用して、バーチャルOS、バーチャルプリンタ等の技術により、仮想的に独立したサーバー機能を作り出すことによって、利用者はスーパーコンピュータ並のサーバーを独占的な状態で使用することができます。2つ目は、《ロードバランス機能》です。サーバーへのアクセスがある一定の量を越えると、自動的に負荷分散を行い、レスポンスを落とすことなくシステムを使用することができます。このような先端のサーバー技術により、一度に大容量の負荷が発生しても利用者がストレスを感じることなく使用できる環境を実現します。
またインターネット分野におけるWebプログラミングの入出力技術は、この2年ほどで革新的に進歩しましたので、「Webは使いづらい」と言うのはもはや過去のものとなりました。今回は先端のWebインターフェース技術により、Windowプログラミング以上の操作性(リッチインターフェイス)と、快適なパフォーマンスを実現致します。
また帳票出力については、標準機能としてPDF出力を行います。これは一旦、PDFファイルとしてデータセンター、もしくは手元のクライアントPCのデータディスクに保存し、出力したいプリンタに任意に印刷することが出来ます。従って画面で出力結果を確認し、その後、まとめて印刷することが出来ますし、その場で直接、任意のプリンタに出力することも出来ます。