会計事務所 導入事例

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進化を実感!A-SaaS自計化推進を活かして飛躍的な成長を実現

CASE21. 税理士法人キーストーン神戸 藤本 隆先生 2015年10月14日 取材

所在地 兵庫県神戸市 A-SaaS ご導入時期 2012年8月
今回のインタビューは、藤本 隆先生にご対応いただきました。

導入当初(2012年)のインタビューから約3年が経ち、今回改めて、
その後の「A-SaaSの進化」や「事務所の成長」についてお話を伺いました。
お忙しい中ありがとうございました。
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A-SaaSと会計専用機を使い分けて、さまざまなタイプの顧問先に無理なく対応

--3年前の導入当初は専用機を完全に手放したいというお考えだったと思いますが、現在はどのような状況ですか?
3年前は専用機の依存率が70%程度でしたが、現在は15%まで減少しています。
--残り15%はまだ専用機を使わざるを得ない状況ということですが、どのような理由で手放すことができないのでしょうか?
社会福祉法人や公益法人、一般社団のお客様がいらっしゃるというのが手放せない理由の1つです。
一般法人以外の特殊法人について対応しなければならないとなると、どうしても専用機を手放すことができません。

あとは販売管理システムと会計システムを連動して運用されているお客様がいらっしゃるというのが2つ目の理由です。

既に運用されているシステムを無理矢理変えるわけにはいかないですし、もちろんA-SaaSシステムを導入することのメリットについてお話しはしていますが、提案できるところはご提案させていただいて、お客様に判断を委ねているという状況です。
--3年前の顧問先数は100社でしたが、現在は何社くらいのお客様がいらっしゃいますか?
現在は約200社近くのお客様からご契約いただいております。
新規に契約されたお客様はA-SaaSシステムをお使いいただいているので、約200社のうち85%はA-SaaSシステムユーザーです。

A-SaaSを活用して自計化を推進しながら、70%を超えるコスト削減を実現

--お客様が増加すればするほど事務所側の入力負担が増加すると考えられますが、A-SaaSシステムをお使いいただくことで入力負担が軽減されることはありますか?
藤本隆先生どちらかというとうちの事務所で記帳代行するというよりも、お客様のほうで入力いただいているので、お客様が増加したとしても事務所の負荷が急激に大きくなるわけではありません。

A-SaaSシステムはお客様にスムーズに入力してもらうための動機づけになっている部分があると思います。
パソコンを使える方が増えていますので、「とりあえず簡単でいいので日々の伝票をつけてみてください」と言うことができるのも、A-SaaSシステムというインフラ環境があるからに他なりません。
--お客様の自計化率は3年前と比べて何%くらい増加しましたか?
3年前の完全自計化率は10%くらいでしたが、現在は25%くらいまで増加しました。一部自計化で言いますと40%くらいでしょうか。
--A-SaaSシステムを導入しただけではなく貴法人の「MAS監査サービス」が自計化を推し進めていることも要因としてあると思いますが、自計化の進捗率が数値として裏付けされていますね。
完全に自計化ではないのですが、出納帳を作ってもらうイメージで入力していただき、我々がクラウドでしっかりチェックするという形で新規契約のお客様にはお使いいただいています。
--お客様が増加したとしても、A-SaaSシステムで自計化してもらえれば事務所の負担は軽くなるのでしょうか?
専用機からA-SaaSシステムに切り替えただけで、事務所の負担が格段に軽減されるわけではないと思います。
サービスの品質を落とすようなことがあってはならないと考えているので、お客様が増えた分だけ人員を増強することもしています。
システムのコスト、提供するサービスの品質維持、人員増強という点に関しては、バランスが大事なのではないかと思います。
--システムのコストという点に関して、3年前と比較していかがですか?
3年前はランニングコスト100万円に加えてハード機器類のコスト250万円がかかっていましたが、現在はランニングコスト100万円のみでおさまっています。
--350万円のコストが100万円に抑えることが出来たということは、70%超のコストカットが実現されたわけですね。
そうですね、A-SaaSシステムだけでなく、併用しているシステムすべてのランニングコストで100万円となっています。

3年前と比較して、A-SaaSは機能・スピードの両面で格段に進化していると実感

--システムの使い勝手は3年前と比較して改善されましたか?
前期データを簡単に比較できるようになったのはいいですね。
以前はいったん閉じてまた開いてという作業が必要でしたが、そういった作業が要らなくなり、簡単に比較できるようになったので便利になったと思います。
--入力機能等に関してはいかがですか?
スタッフからは、
・電子申告の帳票確認機能
・検索機能
が好評です。

特に検索機能に関して、一部の専用機では摘要検索や数字検索の際に何度もキャンセルで戻らなければならないのですが、A-SaaSシステムはキャンセルで戻る必要がないし、「あいまい検索」なども実装されているので検索しやすいと聞いています。
ここ数年、機能面で急激に追い上げて、優れていると感じることもあります。
--どのような点で優れていると感じますか?
給与システムの年末調整に関する部分は手厚くなってきていると感じています。
--A-SaaS給与システムの導入状況はいかがですか?
給与の導入状況はまだまだ数社といったところですが、お客様には積極的にご案内差し上げています。
--労務に関する部分はどのように対応されていますか?
うちに社労士を目指して勉強しているスタッフがいるので、全て一手に引き受けさせています。
--データ入力のスピードに関してはいかがですか?
3年前に比べてかなり良くなってきました。
--クラウドというシステムそのものが、どうしてもネットワーク環境やパソコンのスペックに依存している部分があると感じています。
気心の知れたお客様には「パソコン変えたほうがいいですよ。」なんて言えるのですが(笑)
--なかなか言いにくいお客様もいらっしゃるかもしれないですね(笑)
うちの事務所でも入力しようと思ったら画面がフリーズしたということもありましたので、一概にネットワーク環境やパソコンのスペックだけが原因とも言い切れず、明確に判断しづらい側面があります。
特に重要顧客のお客様となると不満に直結してしまうため、クラウドサービス全体の課題だと感じています。
--3年前と比較したときに、A-SaaSシステムはここ数年でどのように変化したと感じますか?
突如として大きな進化をしたというよりは、日々一歩ずつ進化していると感じています。
改善要求に対しては、早急に対応していただいている点で、所内での評価は高いです。
--サポートに関して3年前と比較していかがですか?
サポートは3年前から格段に良くなったと思います。
いつも丁寧に対応していただいています。

税理士として、記帳代行に留まらない、従来と違う付加価値を提供していかなければならない

--3年前と比べて他の事務所から貴法人に移って来られたお客様は何社くらいありますか?
藤本隆先生60社ほどですね。
記帳が面倒だから丸投げを希望されている方や、記帳入力は自社でするので会社の財務状況を教えてほしいと希望される方など、いろいろなお客様がいらっしゃいます。
--税理士法人キーストーン神戸様の強みである「MAS監査サービス」が自計化を推進している中で、記帳の丸投げを希望されているお客様にはどのような働きかけを行ないますか?
自計化することで早めに財務状態を把握できるようにしたほうがいいので、一定ボリュームのデータを(後回しにせず)先に入力することのメリットや、会計情報の持つ重要性などのお話はさせてもらっています。
まだまだ記帳代行を希望されているお客様がいる限り需要はありますが、おそらく記帳代行はどんどんなくなっていく可能性が高いと思います。
--白色申告の記帳も義務化されたので、自計化は必須という流れは確かにあると思います。
システムそのものがどんどん優れてきているので、中長期的な視点から見ると事務所に依頼する必要があるのかという疑問が出てきます。会計業界ではいずれ完全に記帳代行サービスはなくなると言われています。
--デジタルネイティブと言われる世代が、徐々に労働市場に入りこんできているという事実もありますね。
パソコンでデータ入力ができないという絶対数が少なくなっているのは間違いありません。自動仕訳も出てきているわけですから、おそらく我々が保有している記帳代行というサービスそのものがなくなっていくであろうことは、容易に想像することができます。
ここ数年はまだ大丈夫だと思いますが、違う付加価値を作って提供していかなければならないと感じています。

これからの税理士に求められるのは、顧問先に寄り添って「サポート」すること

--これからの税理士はどのような対応を求められていると考えていますか?
これまでの税理士は「税務会計」、少し乱暴な言い方になりますが「節税」をすることが求められてきました。景気の良い時期や高度経済成長期には、税金をどれだけ抑えることができるのかに価値がありましたしそれが評価につながりました。
しかし、ここ15年ほどで日本の産業構造がどんどん縮小している中で、どれだけ体力を残して、どのようにして生き残るかに企業の目的が変化してきているように感じています。会計人の立場としてその実現のお役に立てるような存在になる事が求められてきていると考えています。
過度な節税で税金を抑えることは、会社を疲弊させてしまう一因にもなってしまいかねません。
--納税額を少なく抑えることができれば、生き残ることができそうだと感じたのですが…。
もちろん適切なアドバイスによって納税額を抑制する事は大切な仕事の一つだと思います。ですが、節税を最優先するあまりに最終的に財務状態を悪化させてしまう事が日常当たり前のように起こっています。本来会社は、事業を継続・成長させることが本来の目的であり、税額を抑制する事が目的ではないはずです。
納税額を抑えようとしたことが、景気が急激に悪化したときに耐えることのできない財務状態という形で、裏目に出てしまうわけです。当然金融機関もそのような会社に手を差し伸べてはくれません。納税に対するアレルギーが強すぎるあまり過度な節税対策を施した結果、会社が潰れてしまうというパターンは私も何度も目の当たりにして悔しい思いを経験しています。

弊所では、これまで主流だった「税務会計」から、生き残るための体力をつける「財務会計」や「先行経営・先行管理」に軸足を置いています。
「20年続く企業が5%しかない」という情報を耳にすることがあるかと思いますが、現実に相当数の企業が倒産している事考えると、我々としてもやはりいかに会社として生き残ることに寄与できたかということが非常に重要であると考えていますので、まずは社長様に「どこまで行きたいのか」「どのような目標を立てていきたいか」を最初にお聞きするようにしています。そして我々が社長様の夢や目標の実現のために何かお役に立てることはないかを常に意識して考えるという事を心がけています。
--藤本先生にとって、どのようなときにやりがいや達成感を感じますか?
もちろん会社の財務状態が目に見えて良くなっていくのを実感できるのは非常に嬉しいですね。
--社長様の意識が変わる瞬間というのはあるのでしょうか?
社長さんの中に答えがちゃんとあるんですよね。
自分の持っている答えに気付いていただけるというのが非常に重要な瞬間であると考えています。あるべき姿に向かって目指していくと、確実にプラスのスパイラルになります。
我々はコンサルティングで指導するというよりも、社長をコーチングしたりサポートしたり寄り添ったりする役割を果たすことが使命だと思っています。
--これからA-SaaSシステムの導入を検討されている先生方へ一言お願いします。
導入当初より格段に信頼度が高くなったと感じています。特に今年に入ってからの改善は著しいと思います。
--最後にアカウンティング・サース・ジャパン株式会社へ一言お願いします。
この数年間で飛躍的な進歩を果たしたと感じていますが、まだまだあるべき姿に到達したとは言えないという事は現場の皆さまが実感している事と思います。さらなる躍進に向けて取り組んでいただきます事を願っています。

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藤本隆先生

お客様の将来ビジョンを達成するために、経営をサポートいたします!
我々は、MAS監査サービスを専門とする会計事務所です。「経営」におけるお客様のお困りごとを徹底してヒアリングし、将来ビジョンの明確化と実現のお手伝いをいたします。迅速な経営判断には、自計化を軸にしたオンタイムの財務管理が不可欠です。当事務所ではA-SaaSのシステムを利用した自計化を推進し、タイムリーなサービスでお客様の成長と発展をサポートいたします。
[ 取材日 ]2015年10月14日
事務所名 税理士法人キーストーン神戸 代表者名 藤本 隆
所在地 兵庫県神戸市 WEBサイト http://keystone-kobe.com/
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